農業政策と移住定住推進について質問をしました。
【山下】
続きまして一番山下議員
一番山下です通告に基づいて一般質問を行いたいと思います。
私は町長の所信表明について質問します。詳細につきましては自席で行いたいと思います。はい、一番山下議員はい、10番山下です。早速質問なんですが、
町長が夢見る将来の南木曽町の農業の姿について思いを聞かせてください。
【向井町長】
はい町長所信表明の中では農林業の後継者を育てることが、地域や集落の維持に結びつくということを、お話させていただきましたご承知の通り南木曽町の農業は、中山間地帯の限られた農地の中で営まれています。
限られた条件での農業を人口減少、後継者不足の中でどう維持していくか。町の農業政策の一番の課題と捉えています。先ほど6番議員のやり取りの中でも触れさせていただきましたけど、町内の農家のそのほとんどが農業兼業農家であります。農
業による収入は決して多いものではありません。そういった流れの中でも、農業を主体に頑張っていこうとする皆さんがいらっしゃいます。サラリーマン農家が増える中、農地や周囲の環境整備にかける時間が減ったり、地域を一緒になって活動していくための時間を割けない人も出てきています。
そんな中核となってやっていただける農家の皆さんが各地域集落に入れば、自らの経営はもちろんのこと、ときには他人の他の人の農業を手伝ったり、地域の活動に活躍されるしてくれることも期待されたところであります。
そういった農家が1件でも2件でも増えて、各地域に育っていってくれれば、町内の農業と地域はまだ守られ維持していくものと考えています。地域で意欲のある農家を守り育てていくこと、町の農業と地域集落を維持するためには、欠かせないものだと考えています。
もちろんそういった皆さんにこういったことをやりたい、あるいは先ほども出てましたけど、具体的にこんな支援が必要ではないかといったところがあればですね、ぜひそんなところを聞かせていただいて、一緒になって、そういった皆さんを応援しながら農業を支え、地域を守っていきたいと考えます。
【山下】
はい、一番山下です。
今先ほどもお話があったように、兼業農家350件これから地域を回って、様々な意見を聞いていかれるということですが、これはとても大変なことだと思います。
そういった中で、農家の方々に意見を発してもらうには、やはりこちらも行政側も真剣に話を聞きに行く姿勢で、
私ちょっとそれで思ったんですけども所信表明でまち作りには行政と住民の意思疎通が不可欠とあります。そこで、これから町政報告会、今までにはなかったんですが、町長になってからコミュニケーションをとっていくということで、これすごいいいことだと思ってるんです。これからそれを違う形で発展させていこうとしている。
でも告知がすごい残念で、皆さん思いはあると思うんですけどやっぱ紙1枚とか、そういうのを送られてきただけで、気持ちは伝わってこないというか、
そういうところに気持ちがあってもそれを町民の皆さんに伝えていく。
そして、もし人数がその減少しているならば、出会った方々に声かけるとか、ぜひ来てくださいと電話するなり、そういう真剣さが必要で見せないと住民の皆さんもやっぱ来てくれないと思うんですね
何でもかんでも、僕も農業やってますけども行政に対して頼もうと思ってないんですね。
やっぱり自立していかないといけないと思ってますし、そういった中でこれから
行政と住民が一緒に力を合わせてやっていくには、本当に日頃からその農家さんたちと綿密にコミュニケーションできる関係を作っていってもらいたいです。
その中で、本当に困ってることとか、言葉が出てくると思うんで、そこに対して、支援していただけるっていう気持ちがあるなら、行政だけの力でこの農村がこれから発展していくわけではないです。
ほとんどが住民の力でこれから動いてもらって農業というものを盛り立てていってもらうわけだと思うのでこれからですね
そういう直接的な発言の場とかを作っていただけるということなんですが、何よりもそういう行政側の思いを伝えていってもらいたいと思いますが今後どういうふうに住民に対して接していくか。
いかがでしょうか意見いただきたいんですけども
【向井町長】
運営のことにつきましては、先ほど来さん産業観光課長も言ってましたように、地域計画というものを作るときに地域に出向いて、皆さんの意見を聞きながら、そしてそこで出た要望ですとか課題を計画に盛り込んで対応していくそういった中で中核的になるような農家の人の支援もできればと、そんな制度もできればと思うところであります。
それと今ちょっと町政報告会の話があったことかと思いますが
町政報告会というのを毎年各地区でやっておりますがちょっとずついろいろ工夫はしてはいますが、実際のところなかなか人が集まらない減少傾向にある。
これはやっぱり一つは町政に対する関心が薄れているということもあろうかと思いますし、高齢化だとか人が減っている中で集まりにくい
といって、いろんな原因があるかと思います。
しかしながらやっぱり私達はこの町政を預かるものを町政を実行していくものにとっては、住民の皆さんの理解を得て、住民の皆さんのためになることをやっていかなくてはいけないわけでありますので、そういった直接的にコミュニケーションを取るってのは大変重要かと思います。
その意味で町政報告会のあり方これちょっとどういった形になれば一番いいのかっていうのはわかりませんが部内でもいつもいつも議論するんですが、議論しちゃ思い切って変えないところがなか難しいところなんですがそういったところをですね、
少しでも改善しながらやっていくこれはやらなくちゃいけないと思ってますし、ある意味皆さんにとっては、そのやり方というところもあるかもしれませんが、そういったこと声も聞きながらやっていきたいと思います。
それから今日最初に一番最初に一番議員の方からももっとコミュニケーションの取り方、いろんな方法があるんじゃないかといういうご意見も出てますので、いろんなことを使いながら、あるいはいろんなことを考えながら進めていければと思います。
またご提案あればぜひお聞かせいただきながら一緒になってやりたいと思います。
【山下】
一番山下です。はいありがとうございました。
次の質問に行きたいと思います。
移住定住推進について伺います。どのような人が人が南木曽町に移住してきて欲しいのか、町長のお考えをお聞かせください。
【向井町長】
どのような人っていうのは非常に答えづらいので基本的に、町に住む人の選別というのはできませんし、どんな方がこられても、全ての人がこの町に住んでよかったと言ってもらえるように努めていかなくてはならない、これが大原則で基本であります。
私達の基本姿勢であります。ただし今おっしゃった移住定住ということについてこの政策を推進する上では、当然ながら事業ごとに一定のターゲットとなる人たちをイメージして進めています。例えば宅造事業であれば、町内あるいは近隣周辺で定住していきたいと思っている人たちを想定していますし、子育て教育を支援することで子育て世代の定住を促していきたいと考えています。
また今年度からやっているお試し住宅では、都市圏から田舎に思いを寄せている人、あるいはリモートワークを使って仕事を営む人たち借上げ住宅では、子供がいる世帯を中心に、子供園親子ひろば放課後子供教室の体験版では、町内の人のみならず、町内でもお子さんのある家庭を広く対象に進めていく予定でいます。
事業承継、起業したい人、意欲のある人であれば、事務所や企業場所が町内にあることが条件が合えば、町外にいる人でも、そういった方も対象にしていかなくてはならないと思っております。
また地域おこし協力隊には、任務終了後も町内に進み、起業してくれることを前提に、一定の任務をお願いしているところであります。
一方移住した皆さんが地域とトラブルになったり、こんなはずじゃなかったといったことも防いでいかなくてはならないと思います。
また妻籠の保存地区といったところもありますので、そういったところでも一定の条件を守れば進めること生活でき、それに全然差し支えないということを知ってもらう意味での移住定住ガイドを作成して町を理解した上で、移り住んでもらう、暮らしていってもらう。そんな政策を考えているところであります。
【山下】
一番山下です。
そうですね。
答えにくい質問だったと思います。僕も南木曽町に住みたいという人がいれば、どんな方でも、住んでいただきたいと思います。でもやはり戦略としてはそういうふうにターゲットを絞ってPRしていかないと、やっぱり有意義なな税金の使い方等できないと思いますんでそれを引き続きやっていただきたいと思います。
私と妻は移住者で、大阪と愛知からやってきたわけですが、なぜ移住したかっていうと、政策が先に来たわけではなく、人と繋がって人のご縁でやってきました。
それで、南木曽町で農家された方が、田畑守りたいっていうその気持ちに共感して、移住してきました。妻も元々観光客で中山道を歩いてた人です。
その人に住民の方が1人声をかけてくれて、イベントがあるんで、また来ないかっていうのでその気持ちに応えて何度も訪れるようになりました。
そして、その女性に私が会わないかということで何度も何度も誘われて、しつこく誘われて4度目で行ってやっとそこで会ってそれでお付き合いをするという。形になったんですけども、やはりそこでも自分が思うのはやっぱり住民の人との繋がりというか、そういうものが大きいんだなっていうふうに感じました。
それで移住したいと思ったときに、
そういう支援っていうのが本当に役にたってくると思います。なので本当に先ほども言いましたが本当にこれから住民の皆様と住民の皆さんの力を合わせてやっていかれることがやはりこの南木曽町、これから永続させていくために本当に必要になってくるのかなと思いますので、先ほどの町政報告会の話であったように
こっから生まれてくる運動というか、本当に大いに期待しておりますんで、住民の皆さんもこの南木曽町のことを思ってると思うんで、そこに出向いて、一緒に話し合いをしていける機会をどんどん作っていってもらいたいと思います。
これは意見です以上ですはい。
はい以上で質問を終わります。