略歴
山下航(やましたわたる)
昭和55年4月生まれ。大阪府大阪市出身。
大阪市立住吉川小学校、大阪市立真住中学校卒業
平成11年大阪産業大学付属高等学校卒業
平成11年大阪産業大学機械工学科入学後、同年6月に中退
平成12年阪南大学流通学部入学
平成16年阪南大学流通学部卒業
大学卒業後、大阪では物流業に従事。
2013年5月大阪より南木曽町に移住。
同年11月まで南木曽町の農家さんで米作りの修業をする。
2014年より南木曽町の企業さんに勤めながら農地を増やしていく。
2015年1月婚活実行委員会「恋する南木曽」発足しイベントを開催する。(現在は休止中)
2020年2月 当事愛知県在住の妻友美(ともみ)と妻籠で出会い結婚。
2023年1月「信州木曽 山下農園」を開業する。
2024年4月南木曽町議会議員一般選挙にて当選する。
議員になった想い
私は1980年に大阪で生まれ33年間、南木曽町に移住するまで過ごしてきました。
運動が好きで中学・高校・社会人ではサッカーを続けていました。仕事は主に物流業に携わっていました。大阪の人工的な自然しかない暮らしは、私にいつか「自然や山があるところで生きていきたい」という思いを強くしていました。
32歳のとき、大阪の知り合いの方から農業をしてみないかと声をかけられました。そして、そのときに紹介していただけたのが南木曽町の農家さんだったのです。老後にでも自然の多い場所に移住して生活できたらいいなと思っていた私にとっては、とても魅力的なお誘いでした。
そのお誘いの後、半年間かけて週末に計20回ほど大阪から南木曽町に通い、徐々に南木曽町のことを知り、移住を決意したしだいです。
移住後は早速、お米作りの修業を開始して、あっという間に半年が経ちました。その後は立派な農家を目指して、地元の企業さんで働きながら、栽培の勉強や農地を増やしたり、小規模農業で自立する方法などを地道に研究していました。
そして、2023年にやっと「信州木曽山下農園」を開業をすることができました。
しかし振り返ってみると、これまでの10年間で農地を貸してくれたり、私を応援してくれていた方が亡くなるという経験をし、本当に辛くて悔しい思いを抱きました。私にとって本当にかけてはならない人でした。また、借りていた農地はその人との思い出も積み重なり私にとってかけがえのない農地へと変わっていきました。
そして、気がつけば私が移住をしてから南木曽町の人口は約700人も減少していました。
私はこのままだと南木曽町が無くなってしまうのではないかという危機感を感じました。これまで土着愛を育み、自分の故郷を作ろうと励んできたものが悲しい終末を迎えることは絶対に避けたい。私が感じる以上に南木曽町に代々住んできた方々にとってはもっと辛いことなのだろうと思います。
南木曽町の一人ひとりの人々が生きた歴史や物語が忘れ去られていくことは避けたい現実です。
押し寄せる時代の変化は強大ではありますが、「南木曽町を永続させたい」という思いを胸に抱き、議員にならさせて頂きました。
南木曽町存続のために皆様と共に歩み、また、リーダシップも発揮していきたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。
所属委員会
<常任委員会>
総務文教常任委員会 副委員長
<特別委員会>
国道256号改良促進特別委員会 委員
国有林対策特別委員会 副委員長
議会報編集特別委員会 委員
議会のあり方研究特別委員会 委員
リニア新幹線対策特別委員会 委員
<そのほかの委員>
南木曽町国民健康保険運営協議会 委員
南木曽町空家等対策協議会 委員
民生委員推薦会 委員